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2020年06月16日 [FAQ]

農家になるためにはどうすればいい?

現在は都内の零細企業で働いていますが、社長はもうすぐ70歳になるし、後継ぎもいない状況で、経営状況もはっきり分かりませんが、体感ではそれほど良くはないと思っています。
私はもうすぐ30歳になりますが、以前から農業に興味があって、数年前から将来のことを真剣に考えた方がいいと思っていて、転職も考えて多くの情報も集めていましたが、せっかくなら好きな仕事に就きたいと思い、チャンスがあれば今すぐにでも農業をはじめたいとも考えています。
もちろん、今から大学に行って農業の勉強をすることはできないので、農業法人への転職か、東京を離れてでも直接どこかの農家に弟子入りすることも本気で考えているのですが、いずれは自分で農地を所有して独立したいと希望しています。
農家に弟子入りすることを考えたのは、後継ぎがいない農家で働けば土地を継承できるのでは?と考えた次第ですが、農業をはじめるベストな方法と、農地の取得方法についてご指導いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


回答

就農準備校に通う方法もあります。


農家になるための手段には、農学部がある大学に入学する以外にも、就農準備校に通う方法があります。
大学とは違い、こちらは仕事をしながらでも土日を利用して農業研修を受けることができ、農業の技術はもちろん経営面も学ぶことができますので、農家経営のノウハウを一から身に付けたい方にはおすすめです。
仕事を辞めてすぐに収入を得たいなら、やはり農業法人への就職が推奨されますが、農地を得て独立を考えているなら、農家に弟子入りすることで、その道が開けやすくなるでしょう。
農家への弟子入りは、知り合いがいなくても新規就業制度を利用すれば、研修生として受け入れてもらえることも可能なので、各都道府県の新規就農センターへ問い合わせて、働き場所があるかどうかを確認してみましょう。
新規参入者が農業をはじめるときにネックになるのが農地の取得で、一般の土地と違ってお金があっても農地は簡単に手に入れることはできません。
農地は流通量も少ない上に、農業委員会の許可が必要になるのがその理由です。
ただし、農家の担い手が減っていることから放置されている農地はたくさんありますので、誠意をもって土地取得の交渉にあたれば、夢を実現させることは決して不可能ではありません。

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