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2019年12月18日 [FAQ]

農業で生計を立てるためにすべきこととは?

何も目的がないまま大学に進学して、流れに乗って飲食系の企業に就職しました。
やりたいことが見つからないのは自分だけではないと言い聞かせて、働くからには一生懸命頑張ろうと毎日必死に食品と向き合っているうちに、野菜を自分で作ることに興味が沸いて、農業で生計を立てたいと思うようになりました。
そのことを友人や会社で信頼できる人に話すと、一時の気の迷いで一生を棒に振るようなことはしない方がいいと言われて、自分でも気持ちが変わらないことをしばらく確認していましたが、どんどん農業に対する思いが強くなって、まだ若いうちにもう一度やり直しすること決意しました。
体質的にお酒は飲めないし、これと言った趣味もなかったので、それなりに貯金もあって、再び農業の勉強からはじめようと思って会社を辞めることを決意したのですが、この状況で農業で生計を立てるための最も良い方法を教えていただけないでしょうか?


農業で生計を立てるには様々な選択肢があります。


経済的な余裕があるなら、もう一度農業大学へ入り直すという方法もあります。
それほどの時間も余裕がない場合は、農業を営むための専門学校的な位置づけでもある、農業大学校に入学するのもおすすめです。
大学の農学部よりも、農家になるための専門的な知識と技術を、2年間かけて学ぶことができます。
その他にも就農準備校に通うという方法もあって、こちらは仕事をしながらでも通うことができるので、経済的に難しい場合も、時間をかけて農業のことを学ぶことができます。
最近では農業法人も増えていて、自分で農家を始める前に、そこに就職して農業を学ぶ方法もおすすめです。
そうすれば、いきなり収入も得られるので、生活の不安をすることなく、働きながら自立すうための技術も身に付けることができます。
農家として自立するために、農地を取得する必要があり、これが農業を営む大きなハードルとなります。
少子高齢化が加速していて、農業では後継者問題が大きな社会問題にもなっていますが、農地を確保するためにはそれなりの資金も必要となり、取得には農業委員会の許可も必要で、地目変更にも条件が設けられています。
この問題を解決する方法として、農家に弟子入りするということも有効で、そうすることで農業法人に就職するのと同様に、食べることへの不安は軽減されて、必要な技術や知識も身に付けられることになり、最終的に農地を譲ってもらうことも可能になります。

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