業者選びに役に立つ農業・農園に関連した業者をご紹介します。

友人と、郊外の家庭菜園コーナーを借りて、週に何回か訪れて野菜を作ることになりました。私も友人も完全な初心者ですので、育成期間が長かったり、こまめに世話をしなければならない野菜を育てるのは難しいなと感じています。できれば簡単に育てられる野菜を教えていただきたいです。アドバイスをお願いします。

プチ農業、家庭農園は水菜・小松菜などから始めてみてはいかがでしょうか。

季節が変わるのを機に家庭菜園を始める方はよくいらっしゃいます。こちらでは初心者でも育てやすい野菜をご紹介しましょう。
まずは水菜。種まき後1ヶ月ほどで収穫できる、とてもスピーディに栽培を楽しめる野菜です。種をまくのは3?4月か9?10月。1年に2回収穫を楽しめるのも嬉しいポイントです。
植える際は1cmごとに間隔を開けて植えていきます。ご自宅ではないとのことですから、世話をする頻度は毎日ではないのでしょうが、世話をするたびに間引きも兼ねてベビーリーフを摘んでいきます。防虫ネットもかけておけば、アブラムシやイモムシなどの害虫被害を防ぐことができます。残した株をうまく育てていけば、スーパーに並ぶものよりも立派なものに成長します。収穫した水菜はサラダやお鍋に使ってみてください。自分の手で作り上げた野菜ですから、おいしさもひとしおです。
次におすすめの野菜は、小松菜です。これは冬以外であればいつでも種まきができる万能タイプの野菜です。丈夫で成長が早く、初心者に向いている上、栄養も豊富なので常時植えていきたい野菜です。
こちらも水菜と同様に1cmずつ間隔をあけて植えていきます。防虫ネットも忘れずにかけましょう。収穫までの間は間引きも兼ねてベビーリーフを摘んでいきます。このベビーリーフはサラダにうってつけですので、ご家庭でも味わってみてください。成長した株は、こちらも約1ヶ月ほどで収穫できます。収穫後はおひたしや炒めものにどうぞ。
少しハードルが高いイメージの家庭菜園ですが、今回ご紹介したような野菜であれば収穫までの期間も短いですし、マメに世話をしなくてもうまく育ってくれます。まずはこうした作物で野菜づくりの楽しさを発見し、徐々にバリエーションを増やしていくのが良いでしょう。旬の野菜をいつでも収穫できて季節感も感じられる、素敵な家庭菜園を作ってください。