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2019年08月20日 [FAQ]

利益を出す農園づくりの注意点とは?

もともと実家が農園を営んでいて、長男としていずれは田舎に戻って農園を継ぐことは、妻にも承知してもらっていました。
東京に出てきたのも、農学部のある大学に進学するためで、今まではまだまだ親が現役としてバリバリ働いていたし、私も大学卒業後に農業関係の企業に就職できたことから、外でいろいろ経験を積んだ方がいいという父の勧めもあって、サラリーマンとして働いてきました。
予定以上に今の生活が長く続きましたが、そろそろ田舎の父も体力的に辛くなってきたようだし、まだ子供たちも小さいうちに田舎に戻った方がいいと思ったので、妻ともきちんと話し合って、田舎に戻って農園を継ぐことになりました。
しかし、本格的に畑仕事をするのははじめてのことだし、せっかく自分で農園を経営するならもっと利益が出るようにしたい気持ちもあるので、そのためには収穫できる品種を増やすことも考えているのですが、農業で利益を出すためのポイントや注意点、それと定番野菜でいいので、儲かる野菜を教えてもらえないでしょうか?


回答

経費と労働時間のことをしっかり考えましょう。


農業で利益を出すために、多くの方は売上をアップさせることばかりに着目しがちですが、経営者として儲けを出すには、経費のこともきちんと考えて計画を立てなければいけません。
新しい野菜を栽培するために規模を大きくする場合は、その分道具や人件費も必要になりますが、経費が掛かり過ぎると、単純に売上がアップしても、前よりも利益が落ちてしまう場合もあります。
もちろん初期投資をしたせいで、最初のうちは赤字になっても、最終的に利益を出せればいいので、そこも含めて計画的に行動しなければいけません。
人を雇う場合は、労働時間も考えてその分のお給料を支払わなければいけませんが、事業主が一生懸命頑張れば、当然労働時間に対しての利益もあがることになります。
ただし、無理をし過ぎて病気になれば、その分をカバーするために誰かを雇わなければいけなくなるので、労働時間に対して、どのくらいの儲けが出ているかも、経営者としてきちんと把握する必要があります。
定番野菜で儲けが出やすいのは、すでに栽培しているかもしれませんが、キャベツやトマトやレタスとなっています。
その他にも、ニンジンやきゅうり、サトイモなども比較的儲けが出る野菜と言われているので、効率的に利益を出すことを考えて、品目を増やしていくといいでしょう。

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